さようなら ラナ
ラナが、突然に逝ってしまいました。
もう、数日前の事です。
とある朝、ラナが突然動けなくなりました。
病院での診断は、とても悲しい結果でした。
「脾臓に悪性腫瘍(おそらく血管肉腫)ができていて、そこからの突然の出血により、いわゆるショック状態になっています。かなりの貧血なので、すぐには手術は出来そうにありません。」
仕方なく家に連れて帰って、奇跡を信じながら様子を見ていたんですが、わずか半日で逝ってしまいました。
ラナの最後は、僕と近くに住んでいる娘とで見送ることが出来ました。ドクター曰く「そんなに苦しくはなかったはずです」という言葉が、せめてもの救いです。
ラナの身体の変化に気付けなかった自分の事を、本当に悔しく思います。確かに、犬は痛みに強く弱みを見せないらしいのですが、何らかしらの兆候はあったはずです…
ラナは、本当に、本当に良い子でした。
僕だけを見つめて、僕の言う事はどんなときでも聞いてくれました。本当に僕だけの犬でした。
犬の生命は短い事は知っていたけど、まだ10歳にもなっていません。こんなに早く、突然に逝ってしまうなんて、本当に親不孝な娘です。
まだまだ生きて、いやもう少しでも良いから、ちゃんとお別れができるくらいは生きていて欲しかった。
ラナ…
さようなら。
お前と過ごせた時間、とても楽しかったよ。
今まで本当にありがとう。
合掌
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