TENT FACTORY TCワンポールテント使い勝手編 その1

ろく34

2019年08月15日 12:10

新しいテントを買うときには、誰もがネットで使い勝手を調べるんだと思う。 僕も、TC素材のワンポールテントを買おうと思ってからは、暇があれば先輩諸氏のブログやYouTube動画で、自分にとって使い勝手が良いかを考えた。



テンマク サーカスTCが欲しかったんですよ。だから、そのテントとの比較生地も探して、色々と調べてみました。 

正直、サーカスTCが手に入らずに仕方なく買ってみたといのが本音ですが、今回買ったTENT FACTORY TCワンポールテントには、良いところも悪いところも有り、自分にとって使い勝手という点では満足してます。負け惜しみじゃないけど、このテントを買ってよかったなぁって。

外から眺めるデザインは、もちろんサーカスTCの圧勝ですけどね。
このテント、やっぱり野暮ったい感じ。(^o^;


さて、まずは二つについて書いてみようと思います。(長文注意)




【その1】入口はどうかな?



サーカスTCは、幕体のほぼ上限までファスナーで開放することができるらしい。 ユーザーの皆さんの写真を見ると、2辺を大きく開いてタープ的な解放感がある使い方をされている人が多い。 確かに、天気が良くて、虫もいない、快適な時期には欲しいと思う。

半面、このテントは地面から180cmくらいしかファスナーが開かない。
ここが、使い勝手も、テントを外から眺めた時にも一番違う部分だと感じる。

でもね、入口を簡易タープみたいに跳ね上げて設営することができる。


幕体本体をヤドカリみたいに背負って、この簡易タープの下で過ごすのも、これはこれで悪くない。


サーカスTCの入り口は、左か右に跳ね上げて設営している人も多い。
このテントでも、実はできないことはない。



ただし、写真でも判るように、こじんまりと開く感じが、サーカスTCと比べるとショボい。(´・ω・`) 

この時の解放感ですか? はい、ほとんどありませんね。

でも、遮光性が高いのと、日差しの方向によって、左側・真上・右側とパネルを跳ね上がる方向も帰れるので、で、日よけの効果はしっかりと果たしてくれていました。




あと、このテントの一番のメリットは
 メッシュ付きの入り口!!  




外との解放感をスポイルするかもしれませんが、虫が多い時期には、やっぱりこれは外せないと思います。

「メッシュがないテントを買って、室内でメッシュ付きのインナーテントを使う」
ってのは、もったいないなぁ・・・って、自分は思います。



【その2】生地はどうかな?

サーカスTCは、ポリエステル65%コットン35%生地。
 
それに比べて、このテントはポリエステル45%・コットン55%生地。 


だから何なの?  はい、その違いは判りません。
それよりも、一目でわかる違いは生地の表面。



サーカスTCは、いかにもTC生地(肌触りが良くって、柔らかい)
でもこのテントは、一見すると厚手のナイロン生地のようなゴワゴワした感じ。 はじめは、この感じが嫌でした。 せっかくTC生地のテントを買ったはずなのにね。

でも、実際に友人が持っているサーカスTCと触り比べてみると・・・
 ・生地がしっかり詰まっていて、密度感を感じる
 ・内側の撥水加工を考えると、防水性が高そうに感じる
 ・内側から見上げた時に、遮光性が高そうに感じる

これらは、このテントのメリットかなと感じます。





真夏の直射日光に、テント半面が照らされている環境でも、テント室内の温度は急上昇しませんでしたしね。
(ただしサーカスTCも同じ程度かもしれませんね)

半面、内側の撥水処理は結露にとってはデメリットになりそうな予感です。
サーカスTCは、内側の生地がしっかりと水分を吸収してくれるので、結露には有利みたいです。

でもこのテントは、撥水処理のため水分を吸収してくれなさそうな感じ。

実際に、真夏のキャンプでも夜の寒暖差で幕体の内側には、うっすらと結露みたいな水滴がわずかに。。。

冬キャン、大丈夫だろうか?


さて次回は、作り編と、設営撤収編を書こうと思います。 多分・・・

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